ちょっとした優しさとそこからの気付き
私は通勤で渋谷駅を使っています。
副都心線で渋谷駅まで行って、そこから銀座線に乗り換えという感じですね。
利用している方はご存知かと思いますが、
渋谷駅は現在工事中でして、あちらこちらが通行止めや作りかけになっており、
道が普段と違ったり、ホームまで登るのにエスカレーターがなかったりします。
そして、まさに今 銀座線がエスカレーターがない状態のため、
毎朝、ホームまで階段を登っています。
この階段、誰のアイディアかは知らないですが、気の利いた張り紙がありまして、
登り始めのところに「この階段は77段あります」と書かれています。
少し登って真ん中あたりまで行くと今度は「あと43段あります」と貼ってあります。
初めて見た時は「へー」って思いました。
あまり駅の階段なんて数えたりせずに「仕方ないなー」と思いながら登っていましたが
こうやって数値化してくれると、どのくらい大変で、どのくらい残ってて、
ということが見てわかるので良いですね。
小さいことだけど、こういう配慮がされていると心が少し温まります。
同時に、仕事の上では数値化を当然のようにやっているのに、
日常においては手を抜いてしまっていていかんなあ、ということも感じました。
ちょっとしたことでも工夫して、1分1秒を楽しく過ごせるようにしたいものです。